あぐりウォーター(自動潅水・施肥制御盤)
2023年9月 「あぐりウォーター」が「みどり投資促進税制」の対象機械に認定されました。
日射比例式潅水で少量・多頻度潅水を実現
作物へのストレスを与える
多目的潅水で多量・多頻度(小頻度)潅水を実現
作物へのストレスを最小に
作物の蒸散量は、多くの場合日射量に比例すると考えられます。 そこで、日射量に応じた潅水の頻度・タイミングを適正に制御する 潅水方法が「日射比例式潅水」です。
「あぐりウォーター」は日射センサーを標準装備、日射比例潅水・施肥制御はもちろん、土壌水分制御やタイマ制御、朝一潅水との組み合わせによる複合制御で 作物にとって最適な潅水・施肥制御を実現します。
主な特長
- 基本センサ(日射計)を標準装備で日射比例制御可能。
- 豊富なかん水制御モード(土壌水分、タイマー、朝一潅水、自動日の出(/入り)潅水
- 標準8系統、増設盤追加で最大16系統まで制御可能
- 定量ポンプによる施肥制御を実現
- オプションで土壌水分センサーによる土壌水分制御可能
- 流量計、土壌水分8系統(デジタル)、EC 8系統(デジタル)を接続可能
- 3G/LTEモバイルネットワークでデータを伝送
- PCやタブレット、携帯電話などWebブラウザでリモート表示、遠隔かん水設定可能
- 環境計測器のあぐりセンスクラウドLightとUI結合・データ連携が可能
主な仕様
型 式 | AGRI-WATER |
---|---|
系統数 | 8系統(増設盤で最大16系統) |
対応施肥混入器 | 電磁定量ポンプ、比例式液肥混入器 |
施肥等混入用1次側電磁弁 | 2ケ(DC24V) |
濃度設定 | 0~9999倍(*電磁定量ポンプ側) |
制御方式 | 日射比例,タイマー,手動,土壌水分,朝一潅水、クリーニング、飽差管理(オプション) |
かん水量 | 系統毎に流量指定(1L~999L) |
系統2次側電磁弁出力制御 | 8ケ(DC24V) |
センサ入力 | 日射、(流量計、土壌水分・EC、温度・湿度、レベルセンサ)*()内オプション |
電源 | 単相100V/200V |
使用周囲温度 | -10~+45℃ |
使用周囲湿度 | 25~85%RH *結露なきこと |
筐体サイズ | W425×H420×W425(mm) |
筐体色 | Nホワイトグレー色 |
筐体材質 | AAS樹脂 |
本体重量 | 10kg以下 |
筐体取付方式 | 壁掛け |
筐体保護構造 | IP44(開口部、穴あけ除く) |
通信規格 | 3G/LTE、Wi-Fi |
設定、表示器、Wi-Fi等接続端末 | Androidタブレット *オプション |
日射量 | 単位:W/m2 有効計測範囲:0~1800 分解能:1 測定精度:±5%以内 備考:積算値方式(MJ/m2)は、積算値を計算式で変換して表示。 |
オプション:地中水分(VWC) | 単位:m3/m3 有効計測範囲:0~100% 測定精度(VWC 0~ 50%時):±3%F.S 測定精度(VWC 50~100%時):±10%F.S 動作温度範囲 :-40 ~ +50℃ (凍結しないこと) |
オプション:地中電気伝導度(EC) | 単位:dS/m 有効計測範囲:0~7 測定精度:±5%F.S 動作温度範囲 :-40 ~ +50℃ (凍結しないこと) | オプション:温度(地中温度) | 単位:℃ 有効計測範囲:-10 ~ +50℃ 測定精度:±1℃ 動作温度範囲 :-40 ~ +50℃ (凍結しないこと) |
オプション:温度 | 測定レンジ:-40~+125℃ 分解能:0.01℃ 精度:±0.2℃ 応答時間:5~30秒 I/F:I2C |
オプション:湿度 | 測定レンジ:0%RH~100%RH 分解能:0.04%RH 精度:±1.8%RH 応答時間:8秒 消費電流:約2μA |
デジタルパルス入力 | 外部接続機器:流量計 適正使用流量単位(m3/h):0.4~6.5 最大使用量(m3/日):39 パルス別使用最大限度量(m3):8,500, パルス出力単位(L/Pulse)1,10 パルス別使用最大限度量(m3):17,000, パルス出力単位(L/Pulse)50,100,1000 |
環境計測モニタリング(クラウド連携) | あぐりセンスクラウドLight-Sをクラウド連携し圃場に設置可能です |
クラウド連携例
あぐりウォーター概要
日射比例式モード 例
日の出・日の入潅水モード(朝一潅水)例
ユーザー導入事例
ミニトマト(青森県など)
主に養液土耕栽培やアイメック栽培でご利用いただいております
「頭の中で思い描いた理想の施肥・潅水を再現できる装置を求めて」
TRYFARM 様(青森県階上町)/小玉トマト
イチゴ(青森県、秋田県など)
夏秋イチゴの栽培が盛んな北東北ですが、主に高設培地養液栽培や養液土耕栽培でご利用いただいております。 冬春イチゴ栽培への導入も盛んです。
キュウリ(青森県、宮城県など)
養液土耕栽培でご利用いただいております。
シャインマスカット(青森県など)
水稲育苗ハウスの未使用期間を有効活用したアーチ栽培でご利用いただいております。
関連情報
「下北地域の新規就農者等を対象に夏秋いちごの栽培技術研修会」 2019年7月3日
「夏秋イチゴに情報通信技術 水や肥料を自宅で管理」 朝日新聞 2019年8月10日
「東青 みどりの通信 ミニトマト/シャインマスカット」 東青地域県民局地域農林水産部 2020年12月4日
「株式会社ジョイ・ワールド・パシフィックの基盤確立事業実施計画の概要」 農林水産省 2023年9月
【みどり戦略】「自動潅水・施肥制御装置」の普及拡大 ジョイ・ワールド・パシフィックを認定」 JAcom:農業共同組合新聞 2023年9月11日
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