スマート農業日誌


 

題名: 水稲の水管理についてvol2.

目標:オープン水路にて水管理の自動化をおこない水管理工数の7割を削減する!

 

水稲における水管理の工数は、工数の約1/4~1/3と言われています。

 

 

農家の水管理における現状、課題

青森県平川市の農家様

 

青森県に多いオープン水路

 

オープン(開)水路での自動水調整なんて無理!!

パイプラインと自動給水栓は整備していない田んぼ!?

 

水稲のIoT/ICT 自動水位調整をご紹介

水稲の労働工数の70%の水管理を削減!!

 

寒冷地における水管理の重要性

寒冷地では田植え時期の平均気温が低いため、水の保温効果を生かした初期の深水管理は極めて重要になります。 苗の活着も水温が重要となります。

寒冷地では、暖かい地域と違い、低温や強風時は深水管理、高温や晴天時は浅水や、入水・排水をおこない水温を下げたりします。

寒冷地での水管理は、特に低温時の障害回避効果が高い。

 

水稲のコストと収益 vol2.

以前水稲の水管理についてvol1.でも書きましたが費用計算を再計算しました。

片道15分では、3年位で元が取れそうです。15分以上かかる圃場であれば、回収期間はさらに短くなります!

 

水回り工数削減!・品質向上以外のメッリット!!

他の栽培品目や、農業経営、販促などの工数が確保でき、トータルで農業経営の向上が目指せます!

 

田んぼの自動水位調整(水管理)導入のポイント

● 水管理の工数を削減する
(経営形態により人的工数大幅減=大幅な人件費削減とはならない。飛び地で移動時間がかかる場所が最適
*水管理を委託・雇用している場合は人件費削減可能)

● 離れた田圃の水管理を自動化する

 燃油等の削減につながる

● 灌漑用水経路が違う等条件が異なる田圃毎の基準として設置する

● きめ細やかな水位調整、間断灌漑、遠隔操作をおこなう

● 24時間体制で調整できる

● 収量、品質の向上の一手としていく

● データを蓄積し、傾向等をつかみ活かす

etc.

 

今後の寒冷地における水管理システム・アプリケーションの展開について

jwpは寒冷地での水稲 水管理サービスを展開していきます。

使い易い水門調整および水管理センサを採用し、統合的な水管理サービスを目指します。

 

jwpは、弘前市のFM局アップルウェーブ 『中南地域 水稲生産者情報』のCMスポンサーです。(2020年4月~9月)

jwpは、平日の月~金10:00~ FMアップルウェーブ 『中南 水稲・(りんご)生産者情報』に提供しています!

CMギャラリーから、ぜひ一度CMを聴いてみてください!

 

青森県内でのデモ・ご説明にお伺いいたします。

青森県内でのデモや説明が必要でしたら、お気軽にお問合せください。
日時や人数に合わせまして、ご訪問いたします。

 

 

水管理センサ ネットワーク

LPWAネットワークになります。

 

水管理センサ 利用例

 

2019年の水管理データ

 

統合的環境測定:LPWA気温、湿度センサ ~積算温度を自動で取得する~

出穂からの積算温度などをを演算します。青森での刈取時期は、適期が出穂後積算温度960℃、晩限が「つがるロマン」では同1150℃、「まっしぐら」では同1200℃に到達する暦日とされています。
まっしぐら 出穂後積算気温で960~1,200℃
つがるロマン 出穂後積算気温で960~1,150℃
青天の霹靂 出穂後積算気温で900~1,100℃
収穫適期は概ね3日程度です。また、有効積算温度を用いた水稲の出穂期予測などにも活用できるはずです。

 

では2019年 西北津軽に置いた温度センサで出穂からの積算温度がどうだったか確認してみましょう。

 

2019年8月10日に出穂し、9月24日(稲刈り予定日)までで 1100.4℃。晩限に近い積算温度でした。
実際の圃場を見てベテランの農家が判断しますので、適期のはずです。積算温度を知ることにより、大まかな計画や、収穫期の天候等を加味した判断に利用できます。

 

実際に取付けたLPWA温度湿度センサ

 

実は西北地域では五所川原のアメダスデータから予測している

2019年9月 普及だよりから

水管理センサ、温湿度センサは乾電池で駆動

1シーズン、1年位はそれぞれ乾電池で動作可能です。春に電池の電圧をチェックするか、新しい電池に交換すれば1シーズン電池を交換することなく運用できます。

 

単独ソーラー電源を使用することでLora基地局の電源をまかないます

商用電源がない場合、単独の太陽発電での運用も可能です。 弊社では、使用する負荷、設置場所に合わせた専用の独立型単独太陽光発電電源を製作しています。

 

 

青森県、秋田県内でのデモ、ご説明にお伺いいたします。

青森県、秋田県内でのデモや説明が必要でしたら、是非お問合せください。
日時や人数に合わせまして、ご訪問いたします。

 

プレス記事掲載

静岡県/コメづくりのための農業ICTカンファレンスin静岡

 

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記事

2020年3月26日 株式会社 ジョイ・ワールド・パシフィック ITビジネス課 記事by s

※記事は執筆者の個人的見解であり、当社jwpの公式見解を示すものではありません。

 

 

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