スマート農業日誌
題名: 霊峰 岩木山のふもと嶽地区で栽培されるとうもろこし「嶽きみ」


毎年8月のお盆の辺りから収穫される、青森県岩木山のふもとの標高400~500メートルで栽培、収穫されたとうもろこしだけを「嶽きみ」(だけきみ)と呼びます。
実はフルーツ以上に甘く生で食べられる。旨さの秘密は、その地形がもたらす昼と夜の寒暖差にある。日中と夜間の温度差が約10℃以上にもなる冷涼な圃場。
冷たい夜に、嶽きみは耐えるべく、糖分などの旨味をギュット閉じ込め、それを朝採りし、そのまま出荷。これが約1ヶ月間続けられる。
シーカメラの設置と運用
シーカメラは、IPカメラの画像をその場所で、3G/LTE網に伝送できるが、標準で気象計を取付けるインタフェース、日射、土壌水分、ECなどの 環境センサインタフェース、機器の入出力をリモートで操作・遠隔できる絶縁入出力接点が装備されている。
電源は単独太陽光発電電源を利用し、24時間稼動してます。


昼夜の寒暖差だけを見るわけでなく、播種期からの積算気温から収穫日を予測するアルゴリズムをサーバーサイドに実装し、消費者と生産者をつなぐ 情報として開示しています。
本日(6/2)時点での収穫予想は8月27日、1週前位は8月10日前後で推移していたので、現状ではお盆明けが収穫時期と考える。 当然、気象状況により収穫予想日は変わる。ちなみに播種日は5月4日
詳しく見たい方はコチラから
シーカメラは静止画と、栽培に必要なセンサデータを取得するフィールドサーバーの機能を有し、データをサーバーに伝送することで、 データの蓄積、CSV化、グラフ描写がストレスなくおこなえる。
閾値などを利用した緊急通報メールや、シーカメラにメールを送ることで、リアルタイムで気象・環境センサのデータや静止画画像をメール返送する機能や、霜予測機能(オプション)などの機能
。また人感センサ、機器動作入力情報や、機器の電源投入、散水用の電磁弁動作などを、自動また遠隔リモートで操作できる 絶縁入出力接点を装備します。
シーカメラの特長
1. 通信用の回線配線工事、有線LAN、WiFiは入りません
2. Docomo Xi/MVNO対応で直接3G/LTE,FOMA通信網に伝送します
3. 気象・環境センサ取付けインタフェース装備
4. パソコンや携帯などで確認
5. 絶縁入力センス、出力リレーを各6点装備
6. 独立型太陽光発電電源(オプション)で稼動
平成27年6月2日 株式会社 ジョイ・ワールド・パシフィック ITビジネス課
平成27年4月1日よりソフト開発課から ITビジネス課に組織・名称変更いたしました