スマート農業日誌


 

題名: JGAP指導員基礎研修を受講しました。

1月22/23日の2日間、JGAP指導員研修を受講してきました。東京都中央区の 財団法人馬事畜産会館でおこなわれ 当社からは今回2名が参加しました。

 

 

22日は、青森は天候もよく、定刻どおり8時にフライト!(日頃の行ないが良いから!?)
無事、茅場町にある財団法人馬事畜産会館に2,3分遅れましたが無事到着!

 

JGAPとは?

まずGAPとは、「Good Agricultual Practice」の頭文字をとったもので、「農業生産管理」(農林水産省2007年)、「適切な農業管理とその実践」(日本GAP協会2006年) などと略されております。
日々の農場管理という仕事の中で実施すべき最低限の基準で、新しい農場管理手法、それがGAPです。
工場などでは工程管理における品質保証が必須であるように農業の分野でも農産物、トレーサリビティーなどにおける工程の品質保証の手法です。

 

今回の講師はGAP上級審査員の橋本 省三先生で、先生は農薬メーカー勤務で、農薬業界唯一の審査員資格者だそうです。

 

JGAP指導員基礎研修 1日目

当日の参加者は25名で、私のグループは静岡県、福岡県、岩手県、福井県、そして青森とバラバラ、皆様を含め遠方からご参加でした。

1日目は、「JAGAP 青果物 2010」とテキストを用いて、農業運営、計画と記録、トレーサリビティー、土・水、農薬の管理など座学で学び、 栽培計画書の作成などグループワークをおおこないました。
10:30から17:30まで昼食1時間の休憩をはさみ、長時間!さすがに疲れました。

その後、日本橋の営業所に戻り、大手商社様とのお打合せ。20時ごろ退社となりました。

 

JGAP指導員基礎研修 2日目

2日目も「JAGAP 青果物 2010」を用いて座学とワークグループ
農薬のドリフト、肥料、収穫・輸送などにおける衛生管理の講義後、今回1番時間をさいたワークグループをおこないました。 収穫から、出荷まで、とある農業を仮定して、異物や油種 混入のリスクと原因、対策をグループで考え発表しました。

 

当社、農業IT(農業ICT)との融合

当社の農業ITのサービス、製品は個人の農業生産者や、農業団体、農業事業をおこなう企業に提供しております。
「農業にITを」農業生産の中にITを用いて、省力化や、生産性、品質を向上するツールとして、農家自身が使えるものを コンセプトにして活動しています。
農業にITを用いることは、GAPにおける「農業における品質保証」とリンクしていると考えています。

現在、農業ITにおける指針はありませんが、今後、インタフェースやセンシング技術が基準化されていけば、センサや通信の部品が安くなり、

農家自身が当たり前のように、それらを使い、栽培管理やトレーサリビティー、品質保証などに使用していく農業に変化していくと考えています。

農業にITを導入してみたい、JGAPを導入したい農家様の相談役としてご気軽に当社をお使いください。

 

JGAPのメリット
農業者・生産団体にとって

・適切な農場管理が実現し ①食職の安全 ②環境保全 ③労働安全 が向上します。
・農場の仕事が効率化し経営改善・品質が向上し、技術の継承にも役立ちます。
・専門の審査機関の審査・認証を受けることでバイヤーに「信頼できる農場」であることを客観的にアピールできます。
・農業経営体の大規模化、強い産地ブランドの両方で内部の仕組み作りに役立ちます。

農産物の買い手にとって

・一定の安全性が確保された農産物の調達が可能になります。仕入先の評価・選別・管理に活用できます。

 

平成27年1月26日 株式会社 ジョイ・ワールド・パシフィック ソフト開発課

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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